2010年01月27日

日の出とともに

100127_0644~010001.jpg昨日から泊まり掛けで出張中。

ホテルから、こーんな感じに日の出が見えました。

このあと太陽を見すぎて、目がクラクラ…。
でも今日も晴れでヨカッタ。
posted by エマ at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月03日

重松 清『疾走』


疾走 上 (角川文庫)


疾走 下 (角川文庫)


2003年に出た書籍ですが、文庫版で読みました。

第三者である教会の神父を語り部にした、家族の物語。
主人公は父、母、兄、弟の4人家族の内、弟。
優秀な兄(未成年)がした犯罪をきっかけに、みるみるうちに崩壊していく家族。

崩壊していくのはこの家族だけではなく、
前後して、無理矢理開発されようとする街も、
主人公の周辺をかためる、名前をもたされた人たちも、
それぞれに何かが崩壊していたり、していったりする。

人はどこまでいっても一人だと。
けれども一人同士が一緒にいれば、一人ではないと。

何もかも捨てたはず、
守るべきものも何もないはず、
それでも「帰る」べき場所は必ずある、
それが「ふるさと」。

焦げ付くような、胸を掻きむしるような、乾いた文章。
乱暴な世界をこれでもかと、痛々しいほど淡々と言葉が重ねられていく。

崩壊した主人公の家族は、作中では結局崩壊したまま終わります。
けれども絶望したまま終わらないのは、遺されたものがあるからでしょうね。
こういうことがあったと、語り継いでくれる人たちがいる。
「人は本当に一人ではない」ということが印象に残りました。

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生きてると、「結局は一人だなー」と思うことがあります。
もちろん本当に一人で生きていけてるわけはないんだけど、
自分をしっかり持っていなくてはやっていけないわけでね。
決断するのは、自分。
そういえば私、あまり他人にものを相談しないかも。
仕事は相談するけど、自分に関することはあんまり。
「大事なことを相談しないで決めるので、驚かされる」とずいぶん前、古くからの友人に言われたことがあります。

でも、自分で決めてそれぞれに行動していても、帰る場所はある。
それが家族だったり恋人だったり友人だったりするんだよね。
え、当たり前?
まぁ、だからこそ普段から考えてるわけじゃないので、
本読んで、ちょっとそんなことを改めて思ったわけでした。
posted by エマ at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『誰がため』

2010年一発目です。
旧年中、たまにしか更新しないこのブログを観てくださった奇特な皆様、どうもありがとうございました。
今年も時々覗いてくだされば幸いです。

映画「誰がため」 渋谷のシネマライズで観賞。
日曜最終回は1000円で観られるのだな。
全席指定・定員入替制なので、渋谷乗換えで用事がある時にちょうどいいんです。

第二次大戦中のナチス占領下のデンマークでの話。
デンマークでも60年間触れられてこなかった実話。

日本は空襲があったし、食うにも事欠くような状態。
衣服は国民服かもんぺが推奨され、従わない者は非国民と言われた時代。

どっちにしろ経験してないけど、日本で感じる戦争と、大陸の戦争は感覚が違うのかもしれないですね。

誰を信じていいのかわからない極限状態。
人を信じて、裏切られたら哀しい。
それでも、だますよりはだまされるほうがきっと幸せな人生なのでしょう。

古い街並みや車なんかは絵として好感もてたけど、
戦争はやっぱり不毛です。

同じシネマライズで上映中の「牛の鈴音」、
こちらのほうがのんびり楽しめそうですね。
16日からはライズXでの上映に変わるそうですが、いずれ時間を見つけて観にいけたらと思います。

シネマライズはこれまでにも何度か行ってますが、
設備の古さの中にもレトロモダンで近未来的な雰囲気があって、好きな映画館です。
座席に座ってスクリーンを見る感じもなかなかいいし、
それこそトイレに至るまで(笑)いい雰囲気で。
そこへ行くまでの渋谷の街のゴチャゴチャに目をつぶる必要はありますが、充実した時間を過ごせるのでオススメです。
posted by エマ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・舞台話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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