2011年05月29日

5月26日横浜にぎわい座地下1階建屋にて

今月4日の鉄渦はテーマが「鉄道」だから特殊といえば特殊。
だから通常のライブとしては、2月の静岡以来で行ったのか。
5月26日「ダメじゃん小出の黒く塗れ!vol.14」

震災以降、様々なことが変化した中でも、エンターテインメント系の仕事に関わる人たち、特にお笑い関係の人たちは、色々な葛藤があったと思う。
興業が中止・延期になったものは数知れず、この先実施するにしても、
今まで当たり前だったものが当たり前でなくなっているとか、
何を優先するのか、何に価値を見出すのか、震災前と後では変わってしまっている。
少なくともまったく同じではない。
受け取る側も提供する側も、いろいろなものを手探りで作り直していくような感覚があるのではないか。
手探りというのは提供側はもともと毎度そうなんだろうけど、受け取る側も、一期一会というか、「これで最後かも」という気持ちを常に持っている感じがあるというか。
何でもかんでも「がんばろう、ニッポン!」では無理があるし、といって何事もなかったかのようにというのも無理がある。
うまく表現できないけど、難しい状況だなと思う。

で、ライブ。
「今回は“電気”でいきます」
でんこちゃん、おじいさんといっしょ、期日前投票所の派遣仕事等々。

時事ネタ。
難しいなぁ。
いや、ネタが難しいんじゃなくて、それを笑いに結びつけるのが難しいご時世なんだなと。
シャレになるかならないかギリギリのライン。
小出さんのライブは今までもそういう感じだったのだけど、今回聴いてて、あまり笑えなかったのだ。
面白くなかったわけではない。
ただ、「ああ、そうそう、同じこと思ってたー」みたいな、驚きの無さ。
共感する中でも、さらに斜め上の切り口、言葉、展開を期待してたのだけど、そこの部分が今回は私にとっては少なかった気がしてならない。

刑務所人力発電とか、以前からなぜ国がそれに着手しないのかと思ってたし(私が考えていたのは自転車こぎ発電だけど)、
いよいよ仕事がなくて派遣登録して期日前投票事務に2週にわたり従事してきた話も、そこで遭遇した人々とのやりとり等の面白さよりも、
芸歴20年以上たつ今、ネタとしてではなく初めて生活のためにプライドを捨て短期労働した、その切実さのほうが私の中では勝ってしまった。
かれこれ10年くらいライブ見続けてきてるから、どこか他人のように思えなくなってるからかも。

私はもともと、ネタの中で生活感を出してくるタイプがあまり好きではない。
ネタ中にいちいち「うちの嫁が」とか「うちの子は」とか、要するに身内ネタを持ち出してくるのが安直に思えてならないから。
下手な人だと「面白がってるの自分だけ」になりがちでしょ?
小出さんは比較的そういうの少ないほうだけど、生身の人間が日々生活してて触れる出来事に対して思うことが時事ネタにもなるわけで、そのへんのバランス、線引きの難しさなのかなぁと感じた。

例えば、「こんなバカバカしいことやってお金もらって生活してるんですよー」みたいなことを、時々、芸人さんが本番中に言うことがある。
自虐ネタのつもりなんだろうけど、ひとつも面白いとは思わない。
「こんなくだらないことやって子ども3人育ててるんですよー」とかね。
芸人さんにとっては真剣な仕事なわけで、人を笑わせることの難しさを思えば、どっちも「だから?」としか思いません。
そんなこと言われましてもさ。
どこかに所属して給与もらってる人や、お店を経営している事業主だって、がんばって働いて生活してることは一緒だもの。
当たり前なことを強調されてもね。
仕事中にそんなことを言われたら、ネタの世界を作り上げてる最中に自らそれを壊しているようなものだ。
映画館で、いいところで携帯電話鳴らされたような、ガッカリ感。
そういうんじゃない「芸」で笑わせてごらんなさいよと、安易に内輪ネタに走る人に対しては思う。
超・上から目線だな、私(苦笑)。
松元ヒロさんなんかは内輪話も面白いんだけどね。
小出さんのネタだって、例えば「小出創作所」なんかは思い切り身内話にも関わらず感動大作だったんだけど。
何が違ったんだろう?

話を戻すと、ふつう「共感」できるって、「あるあるネタ」みたいな感じで、面白かったりうれしかったりするものだと思うんだけど、なぜか今回笑えることが多くはなかった。
自分でも驚いちゃうんだけど。
「あー、そうだよねー」とは思えても、その上にはいけなかった。
ものすごく切れ味の鈍いナイフで肉を切ってるような感じ。スパッといかないというか。
単に私が翌日の会議のことだとか、この後の仕事の準備が進まず遅れ気味なので、どこか心ここにあらずだったからかもしれないけど。

印象的な話もあった。
小学生以来の同級生で東電に勤めている人の話。
時々再会して飲みに行く店も、個室にしてくれと要求されたとのこと。
東電社員であることがわかると非難されるから。
原発事故はあっても、一社員まで自分が東電社員だということが第三者にバレないよう、外では気をつかわなければならない事態は、ちょっと常軌を逸している気がする。
気の毒な話だ。
笑えない事態は、被災地でなくても身近にあるということだ。

被災地ではない私の周囲でも、大勢の原発事故避難者や、7日間のべ9回遭遇した計画停電、震災の影響による物資不足等々、影響はあった。
節電自体は以前から節約のためにやってたので、今さら大変とは思わないけど、物不足は今でも続いていて、仕事の上では早めの計画、準備が欠かせない。

小出さんはこれから、仕事でお世話になった東松島へボランティアに4日間ほど出向くそうだ。
片づけと言ってたけど、笑いを提供するボランティアはまだ早いのだろうか?

ライブで配られたチラシの中に、神奈川新聞社が発行する予定の、ひたちなか海浜鉄道と三陸鉄道写真集のチラシがあった。
ライブ中にも説明があったけど、それぞれ1冊あたり価格の3分の1程度が両社への義援金に充てられる予定とのこと。
両社の鉄道グッズを他のローカル路線が協力して自社の駅で売っている「日本は線路は繋がっている」話もあった。
いつもステージに置いてある、道具を入れる黒いトランクの蓋には、東北の地図と「団結」の文字。

震災とは切っても切り離せないライブとなった。

帰りしな、ライブ中からお腹すいてたので、他の常連さんと一緒に近くで餃子食べて帰った。
21時すぎという時間帯からしてガッツリ食べるのは危険なのだけど、餃子は別腹ということで。
posted by エマ at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・舞台話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月22日

まだ5月…だったか

気温だけは真夏並みの日が出てきましたね。
まだ湿度が低めなので日陰ではしのぎやすいけど、日差しが強くて、湿度が上がるこの先どうやって乗り切ったらいいのか、思案中。
いろいろ調整しないといけない仕事が控えているのに、頭がボーッとする季節が到来ですよ。
ただでさえうちの職場は例年蒸し暑いんですが。

ちょっと調子を崩しているので日曜はゆっくりしていようと思っていたけど、日曜までに決済しないといけないチケットがあったので、雨が降り出す前に出かけました。
暑い…。
検索したら近所のセブンイレブンてどこも結構離れてる。
帰りしな、途中のスーパー一帯がリニューアルしてたので少し寄り道。
和菓子のお店は以前からあったけど、洋菓子のお店が新たに開店。
余力のある時にまた来ようかな。

▼歩いて移動中の公園にて。
そうだ、そういう季節でした。
ケータイじゃなくちゃんとしたカメラ持ってたらよかったな。
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posted by エマ at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月13日

世界卓球inロッテルダム

テレビ東京で放送している世界卓球選手権。
卓球の試合が放送されると、かじりつきとまではいかないけど、大抵チャンネル合わせてます。
面白いです、卓球。

今回の放送はスタジオのメイン司会が福澤朗。
卓球詳しい人が見たらどうかわからないけど、フジのスケートと比べものにならないくらい不快さ無し。

なんだけど、応援の気持ちが強すぎてか、伝える仕事があらぬ方向にいくこともあるのだな。

『両者の得点の合計が6の倍数になった時だけタオルを取りに行ける』

重要なことなので度々繰り返してます。


『男子シングルの水谷選手は試合中ノーパン』

重要なことなので………か?

いやそれ、重要か?(笑)
いったい誰向けの情報なのか?
現時点の世界ランキングと並べて試合前に押さえておくべき個人データ扱い。

で、誰に需要が?(苦笑)

もちろん、試合に勝てるのであれば、
ルールに触れない範囲でのゲン担ぎや、
快適に試合をするための工夫は、
大いにやってもらって差し支えないのですが。

そんな話ふられても、スタジオゲストのAKB48も反応に困るよなぁ。
一応アイドルだしなぁ(笑)。

あ、先日NHKでやってた番組での、ラケットへのこだわりは興味深かったです。

岸川福原ペア、メダル確定おめでとう!
posted by エマ at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

舞台『遠ざかるネバーランド』

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舞台『遠ざかるネバーランド』(2011.5.3〜5.5青山円形劇場)

「戦国鍋TV」に出演している俳優さんたちの他の仕事も観てみたいと思いながら、なかなか機会を得られず。
これは一部役者を替えての再演だそうなのだけど、ピーターパンに題材を得ているなら面白そうかと思ったのと、
鍋TV出演の役者さんが複数出ることと、SHAZNAのIZAMが今どうなってんのか(笑)観てみたいと思ったのと、
いろいろ好奇心を刺激されて足を運ぶことになりました。

あらすじは下のほうに書きます。

自分ではどうしようもないほど辛い経験をすると、そこに立ち向かう力も何もかもなくなり、ここではないどこかへ行きたくなることがある。
現実逃避か、死か。
逃避した世界にいつまでもいられたら、どんなに楽だろう。
けれども、死んでない限りは生きていないといけない。
逃避した世界にいることはできない。
なぜなら、そこは真の意味で孤独な世界であり、永遠に続くことはないから。
そして、決して楽しい世界ではない。残酷ですらある。
辛くても現実の世界にいなくては、生きていることにはならない。
受け入れて立ち向かうしかない。

ファンタジーの姿をしつつ、ものすごく深い世界でした。
見た目や表現は軽いタッチなのに、精神的に重たい。

3.11の後、多くの人が大なり小なり持っている感情にフィットすると思う。
私自身ももっとずっと以前からこういう感覚を持ちながら揺れていたので、共感する舞台でした。

【続きを読む】
posted by エマ at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・舞台話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連休 in 2011年4〜5月

4月29日の「昭和の日」が金曜日。
そこから数えて5月8日の日曜日までをゴールデンウィークと考えていいでしょうかね。

ここ数年は、前もって考える余裕がなかったり、休みの前になると体調を崩すことが続いたりしたので、あまりしっかり予定をたてないで過ごしているような気がします。

案の定、昨年同様今年も連休前から風邪をひいたので、前半はろくに動けませんでした。
5月1日の中野の「ノラや寄席」、楽しみにしていたのだけど寝込んでしまいダメでした。
2日は出勤したものの、午前中はまだボーッとしてて間違えたまま仕事を進めてしまい、途中でやり直すはめに…。
自分一人の作業なので周囲に迷惑はかけてないのが救いだけど、紙と時間を無駄にしました…。
急ぎの仕事も入ったので、なんだかんだで普段よりも残業。いやはや。
間違いの元を突き詰めたら、連休前の作業が原因でした…。
いけませんね、仕事が雑になってたようです。

3日の昼ごろからようやく持ち直してきた感あり。ホッ。

3日は舞台『遠ざかるネバーランド』
4日は『プリンスアイスワールド2011新横浜』昼の部と、夜は『鉄渦5』のかけもち。
5日は『ネバーランド』を当日券で。夜はピラティスで身体を動かしてきました。
6日は仕事。
7日はオオタスセリ『おひとりさま劇場』。

風邪、もう治ったと思っていたのですが、体力が落ちていて疲れやすく、元気な時なら予定と予定の間、ついでにちょっとした買い物をしているところなのにそれをする気になれず、目的外のことをほとんどやれませんでした。
本当はそういう余禄の時間にこそ、面白い本を見つけたり、服を買ったりできるんですけどね。

8日は落語でも聴きに行こうかと思ってましたが、連休前半を寝込んでいたし持ち帰った仕事もしてないし(笑)、出かけるのはやめようかと思います。
上記の感想などボチボチと書こうかな。
posted by エマ at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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