この季節、NHKといえば戦争ドキュメンタリーなんですよ。
夜中に集中的に放送してるの、寝る前につい見てしまうんです。
寝れるわけないのに。
生きて帰らない人間魚雷とか、3年もジャングルをさまよったニューギニア戦線とか、
寝る前の気持ちを安らげたい時に見るものじゃありません。
おかげで最近、四時間睡眠です。
まだなんとか体は大丈夫です。
仕事でそれなりの年齢のお年寄りと話す機会があるのですが、
かくしゃくとして、やさしくて礼儀正しいおじいちゃんが、
実は東京大空襲の生き残りだったとか、海軍だったとか、赤紙を配達していたとか。
年寄り特有の『他人の話をきいてない』『でも突然自分の話を語り出す』とか、多少のワガママも、戦争ドキュメンタリー見ちゃうともう、逆らう気持ちがなくなりますね。
あんな大変な時代を生き延びたんだから、ちょっとくらいワガママ言ったっていいじゃないか。
気分よく喜んでくれるなら多少の無理はかぶろう。
そんなふうに、年に一度思い直す季節ですね、夏というのは。
ラベル:NHK