2010年12月10日

志の輔らくご あっぱれPLUS

普段どおり職場を出たらまったく間に合わないので、早く出ようと朝から気持ちだけは前に出るも、そう思い通りにいかないもので。
午後の会議は予定終了時間より少し延びた。
その後始末だの、席をはずしていた間の処理だの、全部に手をつけきれないうちに時間切れ。
何かある時っていろいろ重なるものだ…。
それでも若干小走りで19時0分開演前になんとか間に合う。
あの通勤通学で混雑する時間帯に、10分もの間が出来る小田急線。
ホームの天井が妙に低くて圧迫感のある小田急線新宿駅。
急行の止まる「成城学園前」が成城ホール最寄駅。


しもきたリバティ「渦」シリーズでの芸人さん紹介時の音楽とキン・シオタニさんの筆によるめくり。

■寒空はだか
トップバッターははだかさん。
おなじみのストライプだったりベルベットだったりする、少しサイズが大きいような衣装ではなく、
ふつうにぴったりフィットした、一見スタイリッシュな冠婚葬祭に使えそうなシルバーのスーツだった。
ますます細く見える。。
でもよく見たら鯖みたい…やはり普段着るようなものではないな(笑)。

いつものごとく、「耳に残って心に残らない」話芸を展開。
成城学園前は小田急沿線ということで、唐木田駅の話。
「多摩センターの奥」でいいじゃないかと(笑)。
…「奥多摩センター駅」にしたらまた紛らわしくて何が何だか。
誕生日がクリスマス前だと、クリスマスプレゼントがないので損した気分。
「あわてんぼうのサンタクロース」替え歌。
通勤経路にある仕掛け時計、冬に入って歌がちょうどコレに替わったところ。
聴くとはだかさんのネタを思い出してしまう(笑)。
立て板に水のごとく流れていくしゃべりは、あっという間。


■遠峰あこ
お名前だけは「渦」のチラシ等で見たことあったけど、実際に観るのは初めて。
アコーディオンと歌と足首の鈴でのパフォーマンスなのですね。
「くすりうり」の歌で客席の様子をうかがい、
プッチーニのオペラからの曲「私のお父さん」に日本語詩をつけた「私の小田急線」。
小田急線の新宿から小田原までの駅名を列挙。盛り上がりましたねぇ。
今度もうひとつの持ち歌「私の京浜東北線」も聴いてみたいです(笑)。
かわいい感じの舌足らずなしゃべり方、どこかで他に耳にしたような…。
恩田えりさんと、ちょっと似てるかも。


■ダメじゃん小出
中入り前に登場。
私がいちばん面白いと思う、尊敬する芸人さんでございますよ。
志の輔さんの会に呼ばれた時はいつもジャグリングのようなものをするのだけど、この日はテツトークとのこと。
何かなと思ったら、ひさびさの「富士・はやぶさ」!
廃止2か月前、熊本と大分をそれぞれ発車した寝台特急に乗車した旅を、こと細かに再現。
時刻、車内アナウンス、汽笛、通過駅のライト、風船で表現するカーブを曲がる様子、鉄橋を渡る様子、なんちゃって広島弁での列車の会話。
門司駅での男の戦い(笑)等々笑いを織り交ぜつつも、ウイスキーを傾けながら眺めた車窓を再現。

それまでの薄緑や淡いピンクで水玉模様のようだった背景の照明が、小出さんのところでは無く、
列車の旅が夜に入るところで一気に深い青一色になったところは、
語りの内容やタイミングとぴったり合って、息をのむほどの幻想的な光景。
これまでにこのネタを観た会場で最も広いステージだったと思うけど、
遠目から観ていると、その広い空間がすっかり藍一色になって、
タイトなピンスポットに照らされた小出さん、星空に浮かんで立っているようにも見えた。
『銀河鉄道の夜』みたい。

旅の始まりは楽しい。けれど進むにつれ、旅が終わる寂しさがわいてくる。
旅の終わりと、寝台列車の終わり。
そういった郷愁も漂い、夜が明けた9時過ぎに終着駅・東京へ。
東京は東京で車内からバズーカカメラを抱えて飛び出ていく男たちと、駅で待ち構えるバズーカ男たちとの戦いが待っている(笑)。
そんな人たち皆で、回送されていく寝台列車に向かって「ありがとう!」と心で叫び、旅は終わる。
1時間に及ぶ大作を20分程度の超ダイジェスト版に。
それでも名作「富士・はやぶさ」ネタのエッセンスが凝縮されていました。
また聴けてすごくうれしかったなぁ。

〜休憩〜

■立川志の輔「徂徠豆腐」
時節柄…ということで、忠臣蔵と掛け合わせた話でした。
マクラがずいぶん長かった(笑)。

実は志の輔さんを生で観るのは初めて。
行けそうな時に時々チケット取りを試みてきたのだけど、いつも失敗してました。
テレビで観てるよりずいぶん声がかすれて聞こえてビックリ。
20日くらい禁煙してみたとか。
だんだん声が出てきていたようなのでよかった。

「徂徠豆腐」、平成21年秋に仕事で50人程度の内輪の集まりを開いた時、
人づてにお願いして若手の真打の方に来ていただいたのですが、
その時におまかせで話してもらったのが、これでした。
今日聴いてわかりました(笑)。
その時は人情噺だなぁくらいしか思っていなかったのだけど、季節も違うし、忠臣蔵も全然出てこなかったし、あっさりめだったかな。
やる人が違うと全然違うものなんだなぁと改めて思いました。

終わって、前半の出演者やプロデューサーの木村万里さんを招き入れ、各自今日の感想と、客席も含めて全員で三本締めで終了。
21時半くらいでしたかね。
面白かったー! 無理してでも来てよかったです。
posted by エマ at 00:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・舞台話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前から4列目、で見ていたので、
照明を含めた舞台全体の雰囲気がわかりませんでした。
フィギュアのエキシビを双眼鏡で見ていると、
全体の照明の雰囲気がわからないのと同じです。

志の輔師匠は、明治安田生命ホールの会がなくなって、
小さめの会場ではなかなか見られなくなったので、
成城ホールは貴重な機会。
視力がどんどん落ちて来て、10列目くらいまででないと、
肉眼では噺家さんの表情がよく見えなくなっているもので。。。
Posted by NEVE at 2010年12月11日 18:36
>NEVEさん

かなり後ろのほうの席だったので、照明効果を満喫できました。
ハッとした瞬間でした。
ただ、キンシオさんの文字はぼやけてよく読めませんでしたが…。
あの時は双眼鏡必要だったかも。
フィギュアスケートは動きが大きいですし、
ガラで照明が入るとなおさら全体的な様子を観たいので
双眼鏡で追うことはしませんねぇ…。
選べるのであれば、近すぎず遠すぎず、ほどほどの席で楽しめたらいいですね。
Posted by エマ at 2010年12月11日 21:59
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