2011年08月19日

あの時も金曜日だった

今日午後2時30分過ぎに地震がありましたね。
先日も出勤してすぐ同じくらいの揺れがあり、その時はうちの職場のあたりは震度3でした。

3月11日もこれくらいの時間でしたね。
もう少しだけ後だったけど。

そしてあの時も金曜日でした。

あの時のように、小刻みに揺れを音で伝える窓ガラス。

あの時とは季節が違うけど、揺れも今回のほうがずっと小さかったけど、今日の午後の地震は、
範囲の広さといい、揺れてる時間の長さといい、あの時を思い出させるに十分でした。

震源に近いところや、津波警報の範囲内だった地域の人たちにとっては、言わずもがなかと…。

忘れてないですよ。
まだまだ、支援の手は必要だってこと。

でも、こういう形で思い出すのは、勘弁してほしいのです。
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2011年08月14日

8月に観たもの(3)渋谷に福来る〜落語ムーヴ2011〜vol.0だったはず

渋谷に福来る〜落語ムーヴ2011〜vol.0だったはず。(渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)8月8日

「vol.oだったはず」のとおり、もとは3月12日、毎日新聞落語会のプレ・イベントとして、さくらホール・伝承ホールの2会場で昼夜公演が予定されていました。
「新しい落語・伝統の落語」と銘打って、SWAメンバーや、古典落語の精鋭の噺が聴ける機会。
昼公演の前に夜公演の追加公演が入るなど、完売していたことでしょう。
私も午後と夜、チケットをとっていました。

結局、東日本大震災の影響で中止になりました。
中止にならなくても、交通手段がまともに回復しなかったので行けなかったですよ。
何より気持ちが向かわなかったし、家の片付けもあったしね。

今回、昼夜公演の出演者をひとつにしたような感じに仕切り直しの会が行われたのは、感慨深いです。
あれから復興は遅く、原発の不安も消えず、節電に励む世の中。
被災地ではないから容易だったようでいて同じメンバーでの仕切り直しは難しく今になったけど、集まれるというのはありがたいこと。

春風亭一之輔 / 短命
三遊亭白鳥 / 初天神
桃月庵白酒 / 松曳き
〜中入り〜
林家彦いち / 掛け声指南
春風亭昇太 / オヤジの王国

始めに白酒さんと昇太さんが私服で登場。ふたりともハンチング。

一之輔さんがキレよく艶っぽく話した後、白鳥さんの破天荒初天神でまったく違う方向へ。
そして白酒さんで少しなごむという、一言でいうと「極端」な前半。

彦いちさん、昇太さんそれぞれのマクラは、内拳と震災の日の無茶苦茶な打ち上げの話と、どちらも既に聞いた話だった。
でも面白いんだけど(笑)。特に彦いちさん。
マクラも噺も格闘系。圓朝まつりでの板割り(労り)の話も格闘系といえば格闘系。
昇太さん…仕事関係でお世話になった人に年格好がそっくりで、その人もこういうことを言いそうなので、より笑えた。

古典と新作を1回に凝縮。
古典といいながらかなり現代アレンジだったけど。
どの話も爆笑系だったので、肩がこらずに楽しめた。

最後の挨拶、出揃ってみれば話し終えたばかりの昇太師匠を除いてみんなハーフパンツ。
そして昇太さんと白酒さんを除いてみんな日焼けしている。
というか昇太さんと白酒さんが色白なのか。
ロビーで9月16日の次回公演のチケットを売っていた橘家文左衛門さんも舞台へ上がり、トークに入る。
すごく酒臭かったらしい(笑)。

5者5様。
あー面白かった。
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8月に観たもの(2)「こころ」

こころ (青山円形劇場)2011年8月10日19時〜

原作は言わずもがな:夏目漱石『こゝろ』です。
ネガティブですよねぇ。
そしてぐちぐちと長い(笑)。
さて、これがどんなふうに舞台になるのか?
しかも円形劇場という360度客席という状況で。

脚本・毛利亘宏 演出・北澤秀人


村井良大 / 私・先生(青年期)
遠山俊也 / 先生
上田悠介 / K
佐藤貴史 / 私の兄
今泉彩良 / お嬢さん
広田レオナ / 静(お嬢さん)
久野綾希子 / お嬢さんの母

「私」と「先生」の若い頃を村井くんが一人二役でやるというのが目玉か。

客席に入ると、一番下の床から15〜30cmほどしか高さのない舞台には浜辺を思わせる白い岩がふたつ、天井からは無数の白い岩のかけら(を、模したものと思うんだけど)がピアノ線で吊り下げられ、舞台上の空間を埋め尽くしている。
BGMは寄せる波の音。
「私」が「先生」と出会った浜辺を思わせつつ、客席は海の中でもあるような。
「こころ」の奥底を表しているのだろうか。
とても神秘的で、はっとする空間になっていた。

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8月に観たもの(1)「マッチ・アップ・ポンプ」

2011MUP.jpgキリンバズウカ公演vol.8「マッチ・アップ・ポンプ」(川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場)8月7日

脚本・演出:登米裕一

日栄洋祐 / クニオ
渡邉とかげ(クロムモリブデン)/ タベ
根岸絵美(ひょっとこ乱舞)/ オオチ
平田裕一郎 / タイラ
田中こなつ / ミズキ
金丸慎太郎(贅沢な妥協策)/ エマ
小笠原結(劇団兄貴の子供)/ コダマ
内田周作 / コイズミ
深貝大輔 / コウスケ

牧野エミ (愛情出演)/ ナツコ

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戦国鍋TV繋がりですよ、はい。
堺衆の松江隆仙、徳川15代将軍6代家宣でおなじみ、平田裕一郎くんが出るのでね。
NHK朝ドラ「ウェルかめ」に出ていた田中こなつちゃんも出るのが、ちょっと懐かしくもあり。
劇のあらすじも面白そうだったので、アフタートークのある日に行ってみました。

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タグ:平田裕一郎
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2011年08月06日

7月に観たもの(6)「RING WANDERING」

110723_1532~01.jpg7月23日(土)午後1時〜
劇団なんでやねん 舞台「RING WANDERING」(梅田HEP HALL)
森本亮治 林剛史
/永田彬(RUN&GUN) 高橋良輔 矢吹卓也 川本喬介(はらぺこペンギン!) 葉山昴
/伊藤陽佑 椿隆之
/山崎和如 山岸拓生(拙者ムニエル)

特撮経験俳優さんが半数を占める、若い男性のみの劇団。
コンセプトは「おもろかっこいい」。
5月の東京旗揚げ公演、都合合えば行きたかったけど、終わってから気づいたのではしょーがない(←おいおい)。
大阪公演なら都合つく…飛行機のマイレージ貯まってたので、行っちゃいました。

イカニモ大阪コテコテな劇団名と演題を見ただけでは想像つかないその中身は、ヒーローものコメディ。
特撮経験俳優さんたちが多いからそうなったようです。
私は弟と一緒に子どもの頃は見てたけど、長じてからは見なくなってしまったので(だって朝早いんだもん…)、俳優さんたち、軒並み知りません。
唯一知ってたのが、『戦国鍋TV』の高橋良輔くん。
彼の他の演技を観たいというのが理由だったわけですが、正直、始まってしばらくはキツイものがありました…。
吉本新喜劇を劣化させたようなグダグダのテンポとベタベタのネタで「なんでやねん!」って上っ面の声を張られても、間や歯切れが悪いので、面白く感じられない。
例えば、最初の場面で、戦隊ヒーローの仮面(仕事着だな)を勝手にカッコよく改造・ヘンテコな飾りをつけてる場面。
私はいちばん遠い席から観ていたのだけど、見間違いでなければ、この作業を、ソファに座っているにも関わらず、仮面を床に置いてやっていたのだな。
目の前にテーブルがあるにも関わらず、これは不自然でしょ。
普通にソファに座ってテーブルの上で持ち上げながら作業していたのでは、大きなものだから客席にネタばれしてしまう。
だからだと思うけど、だからってなぁ。

『私の好きなタイプのくだらなさじゃないのかも…この後90分どうしよう』と不安になりましたが(笑)、役者さんたちもだんだんのってきて、面白い小ネタも増えてきたので安心しました。

・「地球防衛軍スタージャクソン第14東京本部」に所属するヒーローさんたち、出動前にはタイムカードを押して行く。
・倒した敵の数、カードにスタンプを押してもらうライダーチーム(ノルマ?歩合制?)
・本部の場所は機密事項のはずなのに、ヒーロー志願の民間人にあっさり入られる。
・それぞれに志願理由をもつヒーローさんたちは、会社員? 公務員?
・機器類使用承諾証を事前にもらわないとロボットを出動できない。違反すると出動停止の罰則あり。
・戦隊チームとは別にいるライダーチーム2名とは犬猿の仲。

で、東京にデカい怪獣が現れたということから話が展開していくわけですが…。
関連ウェブや役者さんたちのブログ等いろいろ見てると、
初演から2カ月以上たち、直前まで別の舞台をやっていた役者さんたちも多く、
全員揃った稽古が少なかったからかもしれないですが、
カンパニーとしての底力というより、役者さん個々の能力で救われた舞台だった印象です。
「お前らの言う正義ってなんやねん!!」ってことで、バラバラになりかけたチームが再びひとつになるという話でした。
私が見たのは大阪公演の初回だったから、2回目以降なら、もっと調子が上がってテンポがよくなっていたかも。

そうそう、始まる前よくある、携帯電話の電源やビニール袋の音等の注意事項のアナウンス、
あれが「前説がわりの歌」と題して、出演者全員による歌で提供されたのが笑えた。
特撮ヒーロー番組っぽい歌(笑)。

良輔氏はライダーチームのひとり、いかにもヒーローって感じのキャラクター。
腹から声が出ていて、無駄なくらいマッチョで、いかにもヒーローが着ていそうなウェスタンな格好が似合う(笑)。
真面目なんだけど、バイクのミラーを盗まれ、手鏡で代用しちゃうバカ。
なぜかみんなから粗末に扱われるのだけど、真面目すぎて空回りし、それがおかしみを生むという、私の好きなタイプの役どころでした。
…ほめてるんですよ(笑)。

各回終了後のトークタイム、23日昼の部は森本亮治・林剛史・矢吹卓也・伊藤陽佑・葉山昴の5名。
劇団結成の中心となったのは大阪・神戸出身の森本・林の両名なのだけど、最後の最後、森本くんの挨拶がすばらしかったです。
「表現者として今出来ることは何か?」というようなことだったのだけど、3.11後たびたび聞いてきたこの手の挨拶の中では、最も過不足なく、お見事というほかないものでした。
劇団を立ち上げて、劇の内容はふざけているけど、とにかく芝居について真剣なのがよくわかる挨拶。
メモしてないので再現できず残念。
真剣って、それが笑いにも繋がるから、いいことです。

終演後、出演者たちが物販で売り子をするということだったのですが…事前に知ってたら開演前にパンフ買わなかったのになぁ。
段差が甘くて前の人次第ではちょっと見づらい仮設席。
でも100席程度だったと思うので、どこから見ても舞台が近く感じられてよかったのでは。

劇団なんでやねん、次回公演は9月21〜25日シアターサンモールで、サスペンス?で予定されてるそうです。
ヒーローっていう、半数近い俳優さんのベースを生かした第1弾と違い、むしろこれからのほうが期待・大です。
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2011年07月16日

7月に観たもの(5)「白鳥・彦いち・百栄のコワイはなし」

・7月11日「白鳥・彦いち・百栄のコワイはなし」(横浜にぎわい座)
 (開口一番)林家はな平「道灌」
 古今亭駒次「鉄道戦国絵巻」
 林家彦いち「熱血怪談部」
  〜お仲入り〜
 春風亭百栄「尼寺の怪」
 三遊亭白鳥「給水塔の怪談」

 私もまさか2日連続で野毛に来るとは思ってもみませんでしたよ。
気が付いたらチケット買っちゃってたんですよ。
こういうのも買い物依存症なのかもしれない。こっちのほうがコワい話だ。

 駒次さん何やるのかなぁと思ってたら。何回目の戦国絵巻だろう。
何回聴いても面白いなぁ。
話に出てくる「東横のれん街」だけど、昨日にぎわい座に来る前、そこで買い物してきたばかりだった(笑)。
生ものは買ってないのでロッカーに預ければ大丈夫♪

彦いち師匠はNHKの番組ロケでカザフスタンに行ってきたばかり。
「新鮮なうちに」と現地で披露してきたカザフ語での「初天神」一節を。
その他外国でしゃべった時の話等々、まくらが長い長い(笑)。
そのままの勢いで入った怪談部、実に彦いちさんらしい体育会系な話で面白かった。

百栄師匠はボケの話から。「ボケると同じ話を何回もするそうで…」
噺も相変わらずのマイペースおとぼけっぷり。
白鳥師匠は、まくらの記憶がほとんどない。時間の都合かもしれないけど。
ネタに繋がる、自分の田舎の話を手短かに。

本日のテーマ「コワくない怪談噺の会」だったそうで、たしかに笑ってばっかりだったな〜。

で、7月は映画「さや侍」も。
 感想はコチラをご覧ください。


今月は他にもまだいくつか何かしら観る予定。聴く予定。
ぜいたくしちゃってるなぁ。
今年の夏は臨時仕事が多く慌ただしくて、まとまった休みの予定は今のところなし。
そういうのもあって、こういうこまめな「鼻先の餌」で自分を奮い立たせているところは間違いなくありますな。
我ながら、これでいいのか疑問に思いますが…。
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7月に観たもの(4)「立川生志のにぎわい日和」

・7月10日「立川生志のにぎわい日和」(横浜にぎわい座)
  立川生志「かぼちゃや」
  桂三木男「猿後家」
  立川生志「マサコ」「品川心中」
  〜お仲入り〜
  ダメじゃん小出
  立川生志「船徳」

 生志師匠は面白いなぁ。前回観た独演会は1月のだったかな、その時より盛りだくさんで面白かった。
 4席もあったものなぁ。まくらも昨今の時事問題を斬りまくり、面白かった。デブは基本16℃(笑)。なるほどたしかに少し涼しかったかもしれない。
 時節柄(笑)の「マサコ」に引き続きの「品川心中」は「上」のみ。
 いろんな人のを聴いたけど、なぜかこのところ上下フルに聴くことが続いたので、前半だけだとなんとなく中途半端に感じるようになってしまった。

 ゲストはダメじゃん小出。生志師匠曰く、自分がなごみたい時に呼ぶのだそうだ。
 つい最近、軽度の躁状態を理由とした暴言で物議を醸した元・復興大臣が急遽参戦(笑)。
 パンダのぬいぐるみ「江沢民(えざわ・みん)」を使って客いじりするネタは、今年の大道芸の新ネタだろうか?

3時間近くあった気がする。マサコと船徳がよかったなー。
来る前に買い物も出来たし、よかったよかった。ということにしよう。
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7月に観たもの(3)「十二人の怒れる人々」

中野から東日本橋へ移動。
急遽決まったトークショーを観ていたら間に合わないかギリギリか…と少々心配になったけど、定刻に始まり、ほどよい時間で終了。
途中道に迷うも、運営スタッフさんに助けられ、次の会場になんとかたどり着いた。

・7月9日「十二人の怒れる人々」(AQUA studio)

 「戦国鍋TV」9代将軍・家重役の高橋良輔の他の芝居を観たかったんですよ。
あの番組では今のところ家重も柄シャツも、どちらも何かがはみ出た人というか、ちょっと他より浮いた人といった風の演技だったと思うので、他だとどうなのかなと。
(サポセンの川田義朗もまた存在感強烈だったけどねぇ)

 舞台内容も興味をひくものでした。
 1956年にアメリカで上演された、陪審員の評議をテーマにした舞台や映画レジナルド・ローズ「十二人の怒れる男」の日本版リメイクのリメイク。
 役者を替えて何度も上演されている舞台です。
 日本の近未来、犯罪が増え、裁判員制度ではなく陪審員制度が導入されたという設定。
 舞台の場面は、父親を殺害した容疑をかけられた少年の審判を行う裁判が終わり、陪審員だけで評議に入るところから始まる。
 夏の暑い日、冷房も扇風機もない狭い部屋に外からカギをかけられた密室状態で、12人の陪審員が有罪か無罪、全員の意見が一致しなくては評議が終わらない状態。
有罪間違いなしとする陪審員たちの中でひとりだけ、異議を唱える人物、陪審員8号。
これが高橋良輔氏の役。重要な役ですよ。主役です。8号だけど。
 合理的疑問がある場合には無罪にしなくてはならない、疑問があるのに有罪には出来ない、有罪の場合は死刑だから、もっと議論を重ねたいと。
暑い部屋から早く出たい他の陪審員が声を荒げても、冷静に持論を展開し、問題点をあぶり出していく。
狭い一室の中という設定、場面転換は無い。
人の命に関わるという緊迫感ある状況での、セリフの応酬による心理劇。

1号:浅井功、2号:武田多佳、3号:水原ゆき、4号:吉永薫、5号:中谷栄輝、6号:Azuki、7号:古寺ひとみ、8号:高橋良輔、9号:高橋新太郎、10号:倉岡勇次、11号:赤池洋、12号:入野佳子

当初1対11だった評決は、回を重ねるごとに2対10、3対9、6対6、11対1になり、最後の一人の陪審員の心の傷をえぐる結果になるも12対0、評議を終えることになる。
ここで舞台も終わる。

アメリカで作られた話を日本の近未来に移しているためか、登場人物が妙に感情的というかヒステリックなのが、いかにもアメリカ的な気がした。
日本で今行われている裁判員制度とは違うし、私は体験したことはないけど、日本人だけであんなにも感情的な議論が行われるだろうか?
議論が白熱したのではなく「あんなやつは死刑で当然だ!」みたいに議論すら受け付けない状態なんだもの。
登場人物がひとり初老の人を除いて、20代中心で30代以下とおぼしき若い人ばかりに見えたのも少しひっかかった。
未来の日本の陪審員がどうやって選出され決められているかまでは説明はなかったが、12人もいるのだから、明らかに40代や50代という設定の人を入れてもよかったのではと。
俳優さんたちは実際若くても、老け演技というかメイクというか。
実際、性別や年代が偏ることもありえるのでしょうが、大学のサークルの部員たちが言い争いしてるように見えなくもなかったのが…。
あの場にプロの裁判官がおらず、寄せ集めの陪審員だけで話し合いに入っているのも、今の頭で見てるからちょっと違和感あり。
これが導入されるかねぇ…?なんて、妙に現実と繋げてみてしまって、物語最初のほうでは、なかなか世界に入れなかったなぁ。

あと、俳優さんたち、やたらセリフを噛むんですよ。
感情的に声を荒げてしゃべる役の人や、セリフ量の多い良輔氏が言葉に詰まっていたんだけども。
「9代ちょーぐん」みたいな演技ではなく、素で(笑)。
『ここは淀みなく言って、キメてほしかったな』と思う場面だと、そのために少々冷めてしまった面も当初ありました。
まぁ冷静に考えてみると、人は感情的になると、言葉が飛んでしまったり字を間違えたりするものだなと。
そういう時でも冷静に言葉を選べる人はいるけど、そうでない人もいる。
大きい声を出した者勝ちみたいに声を張り上げたり、脅しまがいな態度に出たり。そういう人もいる。
であれば、評議という緊迫した場面、しかも出口は閉ざされ自由に出られない、ああいう場面で、他人に引きずられずに自分の考えを他人に納得させようとして、大声になったり早口になったりして言い淀むというのは、むしろリアルな反応なのかもしれない。
まぁ、舞台演技っぽいと言ってしまえばそれまでですが。

いい演技してましたよ、良輔氏。他の役者さんたちも。
最初細かいところで違和感あったけど、次第に舞台にひきこまれていきました。
60人くらい入ればいっぱいの地下の劇場、楽の前の日ということもあってか、この時の入りは6割いってたかどうかという感じがした。
片や9日、500人規模のホールが9割方の入り。

どちらもそれぞれの面白さがあったけど、お芝居を観た満足感は、この地下劇場のほうが私の中では勝りました。
タグ:高橋良輔
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7月に観たもの(2)「ゲキジョー★ノート2」

・7月9日「ゲキジョー★ノート2」(なかのZERO小ホール)

郷本直也、村井良大、田邉明宏、北村健人の4名による朗読劇。

 前日に鼻と喉の炎症が治まってマスクが外れたので本当によかった。あとは鼻水のみ(これが尾を引くんだけど…)。

 4人の俳優による朗読劇、中身はネット放送でアイデアを一般募集しつつ、物語、設定、キャラクター等を俳優さんたち自ら考えるのがコンセプト。
 ネット放送は後から観たけど、あれだけで何かはっきりした方向がよく出せたな〜と…。
メールで届いた提案、もっとどんどん読みあげればよかったのに。たぶんもっと届いてたんじゃないかなぁ? 
読んでOKなものが少なかったとかって可能性もあるか(笑)。
“ブレスト”(ブレーンストーミング)と言ってたわけだし、俳優さんたちにしゃべらせる前に、とりあえずメールで届いた案をどんどん読みあげてボードに書いて、その間に俳優さんたちに考えてもらうとか、40分とか2時間とか限られた放送時間なんだから、もっとこう、効率よく…。
あのバラバラの状態から話をまとめて台本にする、脚本家の力技って大きいなぁ。

 舞台は豪華客船。
村井くんがバイトのキャビンクルー。ほか3人がそれぞれに癖のある、1等客室の乗船者たち。
洋上で船長が行方不明になったため、航行停止。船は密室状態に。
バイトくんがこのお客たちに振り回されて話が展開する。

村井くんのほかは今回初めて観た人たちだけど、4者4様でよかった。
特に新人の北村くん(17歳!)は、アイスホッケー選手だったというのが舞台度胸に通じているように感じた。

朗読劇ではありつつ、舞台上を走り回り動き回っていた。
舞台上どころか客席までも(笑)。
通路から1つ隔てた席だったので、通路でのやりとりを近くで観れた。

1日で2回あるうちの最初の部を観たのだけど、台本を持ったままやっていい舞台、あるいは衣裳を着てメイクした立ち稽古、といった感あり。
公演ウェブサイト、ブログ、ツイッターのほか、俳優さんたちのブログで稽古等の雰囲気がつかめる。
だいたいの方向が固まり、稽古に入って1週間くらいで本番だったらしいので、こうなっちゃうよなぁ。
話の中身からしたら、多少の動きがあったほうがわかりやすくて、ちょうどよかったのかもしれない。
やたらアクティブな朗読劇だった。
俳優さんたちが楽しく準備してきた舞台、ネット放送で出てきたネタやアドリブも入っていて、客も裏話を知りつつ一緒に楽しむ、みたいな感覚の舞台だった。

80分程度の本編の後、出演者によるトークショー15分程度。
与えられた役を演出方針に従って膨らませて役作りしていくのと違い、 中身から考えるって、きっとすごく楽しいんだろうな。
アイデアを出し合ったり、そのアイデアに触発されてさらに練り上げていく作業。
客席で見てるだけなのはもったいない。
次回(俳優さんは違うでしょうが)の機会には、是非ネット放送にも参加しよう。
タグ:村井良大
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7月に観たもの(1)サンキュー手塚ソロライブ「颯爽と」

最近、やたらと出かけている。
遊んでばかりいる、と言ってもいい。

考え込まなくてすむ時間を作る。
逆に、ボーッとする時間を作らない。


中身への興味があるからこそ足を運ぶのだけど、理由はそればかりではないのだ。
興味が重なる時は重なるのだ。そんな時もある。

7月に入ってから行ったもの、5連発。

・7月1日 サンキュー手塚ソロライブ「颯爽と〜15573〜」
 炎天下で半日仕事してきた後なので、もうフラフラで。
大汗かいたから上だけ着替えて、予定より少し早く出られたから途中でビールと野菜ジュース1杯ずつ飲んで小休止(笑)。
それでなんとか劇場へ足を運べた感じでした。

女子バレーボールの江上さん、懐かしい名前だなぁ(笑)。
ちょうどその当時バレーボールにハマってたんだよなぁ。
サンキューさんの好きな季節に、好きなものがたくさん入ったライブ、という感じでした。

ライブ終わる頃には体力限界、ソッコー帰宅。
地元で一駅乗り過ごしました…。
きつかったけど、これで翌日は安心して一日倒れていられる(笑)。

翌日、本当に猛烈にだるくて起き上がれず。次の日も。
その後1週間くらいずっと風邪ひきでした。
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